こんにちは、なっかむです。
今回はハートランドに初めてAGSガイドが搭載された記念すべきロッド、冴掛レベルディレクションについてインプレしたいと思います。
このブログを書いているのが2020年、このロッドがデビューしたのが2013年なので、およそ7年前に発売されたことになりますが、全く古いと感じたことはなく今でも現役バリバリの1軍ロッドです。
ベタ褒めのインプレになるかも知れませんが、良ければ最後までお付き合いください。
カタログスペック
▪️ MODEL :HL6102LFS-AGS13
▪️ 全長:2.08m(6ft10inch)
▪️ 自重:95g
▪️ パワー:L
▪️ MAX weight:3/16oz
▪️ Line:PE#0.3-0.8
初代震斬から続くPEラインの使用を前提としたロッドなので、メーカーのライン表記もPEのみです。
MAXウェイトも3/16(約5g)となっていますが、これは5gシンカーを付けたリグが快適に扱えるという訳ではなく、フック・ワーム・シンカーを入れた総重量が5gまでと考えてもらえれば良いかと思います。※使えなくはないですけどね。
使用感について
店頭でこの竿を触ると、アジング用❓と思うほど柔らかく(特にティップ)感じると思いますが、フィールドで使うとそこまでの柔らかさは感じず、むしろシャキッと感の方が強いです。
なので軽めのノーシンカーなどでもキャスト時のコントロールがしやすく、向かい風でもルアーがしっかり飛びます。
ハートランドはバットは強靭、だけどティップは超繊細ってロッドが多いですがこのロッドは特にそんな感じ。
魚を掛けるとティップからベリー・バットにかけて非常に綺麗に曲がってくれるため、大型のバスを掛けると魚がヘタるまで沖に永遠走らせたりしますが、ロッドがしっかり曲がって一定のテンションをかけ続けてくれるので、バレる事がほとんどありません。
もちろんパワーもあるので、障害物周りなどで無理やり魚の頭をこちらに向かせることもできます。
使用しているルアー
私は0.9〜2.7g程度のスモラバ・ネコリグ・ジグヘッド、軽めのノーシンカーなどをメインに使用しています。
特にスモラバやジグヘッドでボトムをする時なんかはPEの感度も相まってのコン当たりが非常に気持ちいいロッドです。
次にプラグですが、ジジルやセイラミノーなどのi字系ルアーが非常に使いやすく、7フィート近いレングスもあるので、ディスタンスをとったアプローチとラインコントロールが非常に楽。
この手のルアーをメインにする際はボートでもこのロッドを使用しています。
逆にソウルシャッドの速巻きや小型クランクなど、巻き抵抗のあるルアーは繊細なティップが邪魔をするのであまり向きません。スーパースレッジあたりが限界だと思います。
組み合わせるリールについて
ハートランドは初代冴掛を過ぎたあたりから、ロッドのバランスがかなりグリップ寄りになったと感じています。特にこのレベルディレクションはその傾向が躊躇で、組み合わせるリールによってロッドの使用感に雲泥の差がでます。
正直180g以上のリールを付けると、持ち重りするバランスの悪い竿に大変身・・・。
メーカーHPにもあるように推奨は2000番のリールですが、琵琶湖での使用がメインであれば2500番は欲しいところ。
なので現在は、19ヴァンキッシュの2500HGSと組み合わせて使用しています。ヴァンキッシュの良さはなんと言っても2500番で155gの軽さ。
以前冴掛をボートで使用した際、別の2500番リール(185g)を付けて使用しましたが、わずか3投で嫌になってマリーナまでヴァンキを取りに戻ったほど。
それぐらい使用感にかなりの差が出ますので、このロッドを使用する際はできる限り軽いリールの使用をお薦めします。
最後に
いろいろ書きましたが、冴掛レベルディレクションはハートランド好きでなくてもお薦めできる1本です。
0.6号のPEラインにフィネスリグ、そして軽量リールとの組み合わせは、一度使うと他のロッドには戻れないほどの魅力を持っています。
ただ心配なのはいつカタログ落ちしてもおかしくないということ。さすがにデビューから7年も経過しているので、そろそろかなーとは思います。
ではでは👋
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