こんにちは、なっかむです。
エリアフィッシングのスレ鱒攻略において必須となるアイテムが、通称マイクロスプーンと呼ばれるアンダー1gのスプーンです。
自分は元々関東にある朝霞ガーデンという管理釣り場によく通っていたのですが、ここは都内からも近いことから人も多く、水質も通年クリアだったため年中スレッからしのフィールドでした。
そんな管釣り界の東大と呼ばれるほど難しい釣り場でハマったのがマイクロスプーンの釣り。
スレたニジマス達を繊細なマイクロスプーンで喰わせていくのは最高に楽しく、終日スプーンしか投げない日も多々ありました。
そこで今回は自分が自信を持ってお勧めできるマイクロスプーンをいくつか紹介したいと思います。
ノリーズ/ウィーパー0.9g・0.6g
常に自分のワレットから外れる事がない、アンダー1gの主軸スプーンです。
元々は表層用として開発されたスプーンですが中層からボトムまで幅広く使える汎用性の高さがあり、独特な形状から生まれるゆったりしたロールアクションは魚にプレッシャーを与えにくく、パターンを掴んだ時の持続性が高さが特徴です。
個人的に良く使用するカラーは写真左から、クリーミーピンク・ウグイス2・カラシ・ブラウンクリケット・抹茶玄米の5色で、マイクロを投げる状況下では大体これでカバーできると思います。
ノリーズ /ティーチ0.5
ノリーズスタッフの井上太一氏が監修したマイクロスプーンで、特に水面直下を引き波を立てながら引いてくるバジングが非常にやりやすいスプーンになっています。
動きはお尻をパタパタと振るような大人しめな動きで、これが表層に浮くスレた鱒に強烈に効きます。また0.5gのウェイトの割によく飛ぶのも特徴です。
おすすめカラーは写真左からコンクリート・ハニーマスタード(裏面を黒マジックで塗ってます)の2色で、特にコンクリートは視認性に喰わせ能力が合わさったカラーなので、ぜひ持っておいて欲しい色の1つです。
なぶらや/アキュラシー0.6g・0.9g
超デットスローで巻いてもラインテンションさえかかっていれば動き続ける、なぶらやの名作スプーンです。
このスプーンの凄いところは、喰い気の無い鱒に半ば強制的にスイッチを入れて口を使わせてしまうところ。
魚の目視できるクリアウォーターのサイトフィッシングでは特に面白く、やる気の無さそうな鱒の目線ちょい上をデットスローで引いてやると、まるで怒ったかのようにバイトをしてくる不思議なスプーンです。
ロデオクラフト /ブラインドフランカー0.5g
現存するスプーンの中では最もローアピールな部類に入るマイクロスプーン。
軽量ですが動きが弱くて浮き上がりにくいため、ボトム付近をデットスローで巻いたり、巻き上げや巻き下げなどの小技がかけやすいマイクロスプーンになっています。
もはや最終兵器です。これで釣れなきゃ諦めましょう。
ニュードロワー /ハント0.9g・0.7g
今やエリアトラウト界の超人気メーカーとなったニュードロワーのデビュー作です。
最初は全長19mmのサイズ感にやや抵抗がありましたが、一度使うとその釣れっぷりから一時期こればかり投げていました。
アクションは浮き上がりやすい大きめのウォブルアクションなので、主に表層狙いで多用しています。
このスプーンは喰った魚が反転しづらいのかバイトが非常に小さい傾向にあるため、ブラインドで釣る際はエステルラインでの使用がおすすめです。
ヴァルケイン /シャノン
初めてマイクロスプーンを購入されるなら是非お勧めしたいのが、ヴァルケインのシャノン。
マイクロスプーンの欠点である、飛ばない、レンジキープが出来ないと言ったデメリットを高次元でクリアしている完成度の高いスプーンです。
特に飛距離については重量の表記ミスではないかと思うほど飛ぶスプーンなので、セレクティブになった放流魚を広範囲に釣っていくのにも使えます。
アイジェットリンク/ピット
ブラインドフランカーと並ぶ喰わせの切り札と言えばこのピットです。
自分は0.6gを多用しますが、デットスローでもピッチの速いロールをするのが特徴。この速いロールでしっかりと水を掻くため、移動距離を抑えながらスローに誘うことができます。
流通が少なくやや入手困難なのが玉に傷ですが、持っていて損はないマイクロスプーンだと思います。
マイクロスプーンにおすすめのフック
マイクロスプーンは装着するフックによって動きが変わりますし、魚の状態によってベストなフック形状も異なります。
正直こだわり出すとキリがないのですが、トータルバランス的に一番のおすすめはヴァンフックのSP-21F。
幅広い状況に対応できるベーシックな形状で、スプーン本来の動きを損なわない軽量の細軸フックです。マイクロスプーンであれば#8と#10でほぼカバーできると思います。
マイクロスプーンにおすすめのライン
おすすめはエステルラインなのですが、汎用性の部分ではフロロラインも捨てがたい。。。
なので飛距離と感度を優先するならエステル、1つのタックルで1g以上のスプーンやプラグ系も使いたいのであればフロロと言った感じです。
自分はエステルなら0.3号にリーダーはフロロの0.4号。フロロであれば1.5lbをメインに使用しています。
最後に
今回は自分の愛用しているマイクロスプーンを紹介させていただきました。
魚がスレて喰わなくなった状況ではクランクベイトなどのプラグ系に移行するのもありですが、あえてスプーンで押し通すのも非常に楽しく奥深い世界です。
スプーンを選ぶ際の参考にしてもらえると幸いです。
ではでは👋
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