こんにちは、なっかむです。
マニフォールドのパチイノやデニイロ・・・。
ジャイアントベイトにハマった方なら一度は購入を検討するルアーではないでしょうか。
かく言う自分も正月の雰囲気に呑まれてしまい、気づけば両方購入してしまいました。デニイロのインプレは改めて(何とか1本釣ってから・・・)書く予定なので、今回はパチイノのインプレを書いてみたいと思います。
外観とスペック
メーカー:マニフォールド
モデル:パチイノ278
全長:278mm
自重:180g前後(6.3oz)
購入したのはバス革を採用したモデル。
これは琵琶湖の沖島で捕獲されたバスの皮を使用しているそうです。
沖島では捕獲したバスを食用としてコロッケにしており、通販でも購入することができます。獲ってすくってゴミ箱へポイではないので、駆除名目とは言え命を粗末にしている感じはありませんね。
使用したインプレ
デニイロよりもキレのあるアクション
これはサイズの問題ですが、デニイロと比較するとクイックでキレのあるアクションが出せます。
イメージとしてはスライドスイマー250に近く、スローでも誘えるし、左右に素早く飛ばして喰わせることもできると言った感じ。デフォルトはフローティングなので、チューニングの幅も多様です。
実用向きはパチイノ、夢を追うならデニイロかなと思います。
ウエイト調整は必須
革製ルアーの一番楽しいところですが、その日の天候や水温、そして吸水度合いによっても浮力が大きく変わります。※どんどん水を吸うので、使い始めて1時間後と2時間後、そして3時間後でも浮力が違います。笑
なのでウエイト調整をする前には最低でも5分、できれば10分程度は皮に水を吸わせる必要があります。面倒な方は釣りへ行く前に自宅で濡らしておくのも手です。
ウエイトの調整はグレネードシンカー(クイックチェンジャー)を縫い糸に引っ掛けるかネイルシンカーをボディに直接刺す方法が一般的で、自分は前者のグレネードシンカーを引っ掛ける派です。
ちなみにフックアイにクイックチェンジャーを付けると高確率で飛んでいってしまうのでお勧めはできません。
ウエイトは1.8~3.5gを用意しておくと細かなセッティングができます。
調整は超スローフローティングが好み
セッティングは色々試しましたが、浮き姿勢は水平でゆーっくり浮上する超スローフローティング(サスペンドでもOK)に設定してやると左右へのダート幅も広く、ラインの重さ(フロロを使う前提)で潜らせることも出来るので個人的には好みです。
もし操作性に全振りするならスローシンキングにするのもありですが、万が一投げ切れなんかした日にはシャレにならんので自分はやっていません。
レンジを入れたい場合はハードジャーク
トリプルデラックスで有名なテクニックですが、レンジを一段下げたい場合は、ルアーを水中に引き込むようなイメージでハードジャークをしてやると60~80cmほど深く潜らせることができます。
ウィードフラットを狙う際や、一旦深く潜らせて左右に首を振らせながら浮上させるなどのアクションにも使えるのでおすすめです。
フックは#1か#1/0がベスト
アイの位置がたくさんあるので、2フックにするか3フックにするかはアングラーの好み。
フックサイズは2フックなら#1/0、3フックなら#1かなと思いますが、この辺も探り探り遊ぶのがこのルアーの醍醐味だと思います。
自分はがまかつのラウンドRB-MHとリアにデプスのフェザーフックを使っています。
スナップはオーシャンスナップ一択
アイがゴツいので、最近流行りのファストスナップ(BKK)は装着できません。
開くタイプのスナップも使えますが、万が一があるので、自分は安心と実績のオーシャンスナップ(サイズは#4)を使用しています。※スイベル付きのオーシャンスナップも糸ヨレが出ないのでおすすめです。
ちなみにアイの位置は一番下(上から3つ目)が水噛みもよく、ダートもさせやすいので最近は多様しています。
使った後は部屋干しをしてから保管
革製ルアーは生ものなので、使った後は陰干しをしてやる必要があります。
これを怠るとカビが生えたりするらしいので必須作業。
1日干してやれば乾くので、後はスルッパのLサイズに入れて保管しています。
スルッパはパチイノにはLサイズ、デニイロ343にはXLがベストマッチです。
使用しているタックル
ロッド:サイドワインダー ストロングジャーク
リール:カルカッタコンクエストMD300
ライン:シーカー船ハリス10号
タックルはオーバーパワーでは❓と思うぐらいのものを使うのがおすすめ。
ロッドが硬ければキャストに気を使わずに済みますし、ジャークのキレも上がるのでメリットは多いです。
リールはギア比が高いに越したことはなく、現行だとカルコンMDやタトゥーラ300/400あたりが、ギア比も高くラインキャパもあって使いやすいと思います。
ラインは最低でも30lb(8号)以上を使うのが望ましく、ノットも結束強度の高いTNノット(トリプルニットノット)にしておくと投げ切れの心配はほぼ無くなります。
最近はビックベイトにPEラインを使用する方も多いですが、自分は使ったことがないのでよく分かりません。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
決して簡単に釣れるルアーではなく、とてもお金のかかるジャンルですが、その分釣れた時の感動はひとしお。
バスのサイズ関係なく、中年のおっさんが声出して喜べるほどの歓喜が待っています。
ではでは👋
コメント