こんにちは、なっかむです。
発売されてから2年を経過しても未だに入手困難なライジャージャックですが、近所の釣具屋でたまたま販売されているのを発見。ぼーっと眺めていると次第に欲しくなり、ついつい買ってしまいました。
購入したのはプロブルーというカラー。
早速ホームの琵琶湖で使用してみると魚からの反応も良く、すぐに釣果に結びついてくれたため、今回は使用感も含めてインプレを書いてみたいと思います。
外観とスペック
名称:RISER JACK
全長:220mm
重さ:2.5oz(70.8g)
定価:5,800円(税別)
見た目は初代モンスタージャックと変わらないタヌキ顔。
当時はウッド素材でしたが、今回はプラスチック製となっています。初代モンスタージャックはEGの菊元プロが池原ダムのバックウォーターでボコボコに釣っていた映像が懐かしいです。
全長の220mmはVテールも含めた長さであり、ボディサイズだけなら160mm弱なので意外とコンパクト。そこまでの大きさは感じないと思います。
使用したインプレ
ただ巻きは引き抵抗の軽い大人しめなアクション。
丸みを帯びたショートリップと折れ幅の少ないジョイント部、そしてVテールの恩恵か、見た目に反して引き抵抗はかなり弱めで若干ロールの入ったような大人しいアクションを見せます。
リトリーブスピードについては、中速〜高速リトリーブではしっかりと泳ぎますが、低速(スロー)ではほどんど動きませんでした。なのでただ巻きでは、広範囲を素早く探ったり、見切られる前に喰わせる高速巻きでの使用に向いていると思います。
逆に冬場やナイターでのデットスロー巻きや、ピンスポットでドックウォークさせるなどのスローな釣りは苦手・・・というか出来ないため、その辺はタイニークラッシュやネコソギなどとの使い分けが必要です。
また引き抵抗が軽いため、ギア比の高いリールを使用してもリーリングが重すぎて疲れると言った事は無いと思います。
ライザーアクションがとにかく優秀
名前の由来ともなっているライザージャックの真骨頂。
公式のYouTube動画を見ると分かりやすいですが、リーリングを止めるとクイッと頭を水面に向けてそのまま急浮上してきます。
これを見て琵琶湖に通うアングラーならピンとくると思いますが、6月から7月にかけて爆発するハイフロートミノーを使ったウキウキパターンの代用に持ってこい。
自分もそれを期待して6月の南湖で試してみましたが、魚の反応は想像以上に良く、何よりも驚いたのはその集魚力。動画と同じようにストップ&ゴーで使用しましたが、ルアーの浮上につられてバスもブワーッと浮いてきます。
まぁ220mmあるビックベイトがマグナムクランク並の浮力で浮上するので、これにバスが反応しない訳はないのですが、それでも浮上時のチェイスの多さには驚きました。
この集魚力の高さはレギュラーサイズのミノーでは出来ない芸当ですし、多少湖面が波立った状況であっても魚を水面まで引っ張ることのできる数少ないルアーだと思います。
あと個人的にはノヴェルのような急潜行型の替えリップがあるとさらに釣れそうなので、何とか自作で作れないかと考え中です。
リップレスではi字アクションも可能
リップを外すと水面に三角波を出しながらのi字(V字)引きをする事ができます。
これも実際に試してみましたが、南湖ではあまり有効なシチュエーションが思いつかず、まだ結果は出せていません。勝手なイメージですが、奥琵琶湖や北湖東岸のロックエリアなどでは効くかも知れませんね。
別売りのマウスピース装着でアクションはさらに多彩に
リップを外して別売りのマウスピースを装着することで、ただ巻きではノイジーアクション、トゥイッチではスプラッシュを伴う首振りアクションを演出できます。
使用タックル
ロッド:IS-C72XHRST(スラング/ハングアウト)
リール:18バンタムMGL
ライン:BASS Xフロロ20lb
参考程度ですが、一応使用したタックルを載せておきます。
ビックベイト用のロッドを使用していますが、ライザージャックは引き抵抗がかなり弱いため、一般的なヘビークラス(3ozまで扱える)のロッドであればOKです。
自分はマグナムクランクやアラバマもやりたいのでノーマルギアのリールを使用していますが、ライザージャックに関してはハイギアリールの方が向いているかと思います。
ラインについては最低でも20lbは欲しいところ。
フロロラインを使用しましたが、ラインの比重でルアーの浮上スピードが遅くなるといった事はありませんでした。
関連動画
最後に
オールシーズン使えるルアーではありませんが、状況次第ではかなり面白い釣りができるルアーだと思います。
出来れば色々と改造したいのですが、スペアパーツを含めて入手困難なのが玉に瑕。もっとガンガン生産してもらいたいですね。
ではでは👋
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