こんにちは、なっかむです。
2023年の下半期からとうとう自分にもビックベイトブームが到来。ボートに積むタックルもすっかり変わってしまい、終日ビックベイトしか投げない日も多くなりました。
そのブームの火付け役となったのが、デプスのスライドスイマー250。
もはや説明不要の定番ルアーですが、使い込むほどにこのルアーの凄さが分かり始め、魚もコンスタントに獲れるようになってきました。
何年も投げている玄人では無いですが、今回はその釣り方などを書いていければと思います。
名称:NEWスライドスイマー250
全長:250mm
自重:6.2oz(175g)
タイプ:スローシンキング
価格:¥8,800-
基本はエビモバッチ周りをリーリングジャーク(デッドウォーク)で使用
ビックベイトにハマり出したのが梅雨時期からと言うのもあって、昨年一番釣れたのは2~4mに生えるエビモパッチを狙い撃つパターンです。
狙い方は簡単で、まずは偏光サングラス越しにエビモパッチを探します。
パッチ見つけたらその5mほど奥にスラスイをキャストし、パッチの上や際をリーリングジャークやデッドウォークで狙っていくと言った感じです。
その際のコツと言うか、気をつけていたのは以下の3点になります。
1)パッチとはできる限りディスタンスを取る
2)キャストは一発勝負
3)パッチにルアーが当たるぐらいキワキワを通す
1)は極力バスに対してプレッシャーを与えたくないのとチェイスがあった際に引きしろが欲しいので、パッチに近づき過ぎた場合は一旦エレキで離れてからキャストしていました。
2)は言わずもがなですが、1つのパッチに対してのプローチは1発勝負。2回通して喰うことはまずありません。キャストミスをした場合はバスにルアーを見られる前に全力回収し、一呼吸置いてから再トライしていました。
3)はS字系ビックベイトの一番楽しいところですが、リーリングの強弱を使ってパッチの際や隙間を縫うようにルアーを通すと反応が良く、逆にパッチからルアーを離してしまうとチェイスだけで終わることが多かったです。
また、チェイスしてきたバスが喰わずに同じパッチにフラフラと戻って行った場合は連投せず、サカマタシャッドの6インチでフォローを入れると結構な確率でバイトがありました。
広範囲を広く探る際もリーリングジャーク
エビモパッチ以外では、湖西の浜やウィードフラットを広く探る際にもリーリングでルアーを左右に飛ばすアクションで結果がでました。
ただ巻きではなく、例えば3回左右にダートをさせて2秒ポーズなどメリハリの効いたアクションの方がこのルアーでは効果的な使い方だと思います。
フッキングしなかったのも含めるとバイトシーンは何十発も見ましたが、バスはルアーがダートした瞬間にスイッチが入り、動きが止まりかけたタイミングでドンッて感じなので、左右へのダートはタンタンタンと言うよりもターンターンターンと喰わせの間を意識して動かしてあげるのが良いと思います。←表現が難しい・・・笑
取水塔は釣れない
琵琶湖でビックベイトと言えば取水塔に絡めて使うといったイメージが先行しがちですが、あれはメディアが作り上げた都市伝説のようなもので、この令和の時代に取水塔へビックベイトをキャストしてもチェイスすらありません。
春の差してきたドンピシャのタイミングとかなら別ですが、北湖の取水塔はそれこそ入れ替わり立ち替わりボートが入るため、取水塔に依存している居付きのようなバスはまず釣れないと思っておいた方が良いでしょう。
特に朝一は雰囲気ムンムンですが、良い思いをしたことは一度もないです。
サーチベイトとしても優秀
スライドスイマー250はそのポイントにバスが居るかどうかを確認するサーチベイトとしても非常に優秀。
より大きいクラッシュゴーストやギラギラコウゲキもかなり投げましたが、集魚力(チェイスの数)という点においては250の方が圧倒的に強かったです。
理由は分かりませんが、ソフトシェルによる水押しをバスが好きなのは間違いないと思います。
ロッドは硬いに越したことはない
ロッドは適合ウエイト内であればOKですが、欲を言えば硬いに越したことはありません。
これはルアーを左右に飛ばした際のキレや動き出しの速さがロッドの硬さに比例して上がっていくためで、アクションのキレが良いほど魚にスイッチを入れやすくなります。※もちろん使うリールのギア比にもよります。
また、オーバーパワー気味のロッドを使用することでキャスト時に気を使わなくても済むため、キャストの精度が向上する=バイト数に繋がるのでおすすめです。
カラーによってはバイトマーカーを貼ると効果的
沈ませて使う場合は必要ありませんが、ビックベイトは視認性が良いに越したことがないので、カラーによっては視認性を上げるためのバイトマーカーを貼ってます。
ちなみにスライドスイマー250の代表的なカラーと言えばデッドリーケタバスですが、このカラーはとても視認性が良くバイトマーカーは不要。
遠投した先でもルアーが視認でき、さらにクリアウォーターでも良く釣れるとあって、カラーで迷ったらデッドリーケタバス一択で良いと思います。
チューニングはジョイント部のシェルカット
自分がしているチューニングはジョイント部のシェルをカットして、ジョイントの可動域を広げるというものです。
元々はパッケージから出したデフォルトの状態で使用していましたが、個体(新品)によってデッドウォークのアクションがさせやすいものとさせにくいものがある事に気づきました。
海外製のプラグやバルサクランクなどは製品ムラによる当たり外れがありますが、プラスチックの成形品でそこまでアクションのバラつきが出るの?と思い、動かしにくい個体にウエイトを貼ったりアイを曲げてみたりと色々しましたが改善できず。
最後にそれぞれ個体を比較してみると、動かしやすい個体の方がフロント側のシェルの長さが2mmほど短く、僅かですがジョイントの可動域が広いことを発見。
8千円もするルアーなので違ったら嫌だなと思いつつ、ハサミで当たり個体と同じ長さにカットして泳がしてみるとその効果はテキメン。
リーリングに対してルアーがクイックに反応する個体と同じアクションに変貌しました。
そこからはベストな長さを追求すべく、少しづつシェルをカットしていき個体ごとに長さを調節しています。※あくまで自己責任でお願いします。
それ以外に特別なチューニングはしておらず、フロントフックをがまかつトレブルRB-MHの#2/0、リアフックをトレブルRB-MH FTの#2/0に交換しているぐらいです。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は2023年に投げまくったスラスイ250について書いてみました。ハイシーズンでも1日投げて1本釣れれば御の字みたいな釣りですが、バイトした瞬間の脳汁ドバーが癖になり、結果辞められなくなりました。笑
しばらくこの症状は続きそうです。。。
ではでは👋
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