こんにちは、なっかむです。
近年、琵琶湖のボート釣行において大活躍しているルアーの1つ、DEEP-X100 LBOについてインプレしたいと思います。使用タックルや釣り方なども書いていきますので、参考にしてもらえれば幸いです。
ルアーとしての完成度が非常に高い
とにかく飛ぶ
使ったことのある方は分かると思いますが、近年のメガバスルアーに搭載されているLBOという重心移動システムがとにかく優秀で、このDEEP-X100LBOも3/8ozのルアーとは思えないほどカッ飛んでいきます。
特にクランクベイトは止めると浮いて巻くと潜るルアーなので、自分の狙っている(魚のいる)水深にルアーが到達して初めて釣りが始まる訳です。
巻物の釣りは1日に何百・何千とルアーをキャストしますが、どれだけ長い時間魚のいるレンジにルアーを通せるかでその日の釣果は大きく変わってきます。
正直どれだけ優秀なアクションが出せても、飛ばない・キャスト時に飛行が安定せずクルクル回るルアーを使う気には慣れません。使っていて楽しくないですしね。
引き抵抗が絶妙かつ早巻きでも動きが破綻しない
クランクを1日巻き倒す上で、ルアーの引き抵抗もかなり重要です。
クランクベイトは数あるルアーの中で最も引き抵抗が強いジャンルのルアーですが、引き抵抗が強すぎると終日巻くにはしんどいですし、逆に弱すぎるとウィードへのタッチ感が伝わりません。
その点このルアーは適度なブルブル感で水中のイメージが掴みやすく、リーリングに集中することができます。
また、早巻きでも動きが破綻せず真っ直ぐ泳いでくるのがこのルアーの良いところ。特に水がクリアアップした際などはルアーを見切れないぐらい高速巻きしてやらないと魚がバイトしてこない場面が多々あります。
もちろん通常のクランクでもしてやれない事はないですが、DEEP-Xはクランキングシャッドに近い動きのため、クランクベイトというジャンルの中ではかなり早巻きに強いルアーです。
琵琶湖での使いどころ
クランクベイトは年中釣れるルアーですが、私のメインフィールドである琵琶湖でよく釣れたパターンをご紹介します。
春のシャローフラット
1つは春のシャローフラットでの使用です。
とは言っても護岸の岸沿いを流していくような釣りではなく、赤野井・下物・草津川・北山田など南湖東岸エリアにあるシャローフラットを流していく釣りです。
この際キーになるのがウィードの存在。特に3月上旬などは枯れていても良いので、とにかくウィードが引っかかる(ルアーをスタックさせられる)場所を探して釣っていきます。
そしてウィードにタッチしたらリーリングを止めてとにかく優しくほぐすこと。ワームを扱うようにホグホグしていると、このほぐしている最中やウィードから抜けた瞬間にコンと当たるので、あとはバレないことを祈ってファイトしてください。
晩秋のウィードフラット
水温が10℃台に突入する晩秋のウィードフラットでもよく釣った記憶があります。
水深で言うと3m前後、去年なら赤野井沖やアクティバ沖のカナダモエリアです。
主にアラバマやシャッドドラッキングなどで釣るのがオーソドックスですが、ここでは高速巻きや、ウィードタッチ後にロッドを煽ってルアーを飛ばしてからのトゥイッチなどでポツポツ魚を拾えました。
週末になると非常にプレッシャーのかかるエリアですが、DEEP-X100LBOはクランキングシャッドのようなピッチの細かいアクションをするため、ハイプレッシャーやクリアアップ時にも非常に強いルアーです。
使用タックル
それでは私の使用しているタックルをご紹介します。
ロッド:フェイズ PCSC-70MHR
リール:バンタムMGL PG
ライン:シーガーR-18 BASS 14lb
ロッドは巻物用のM〜MHクラスが扱いやすいと思います。
底物用の高弾性ロッドでも問題ないですが、特に春先はバラシが増えるのであまりお薦めはしません。※ウィードは切りやすいですけどね。
また巻物にはやはりローギアリールがベスト。ストレスなく巻けて、巻き感も良いので今のところクランキングにはローギア一択です。
最後にフックですが、これは交換を強くお薦めします。元々はかなり細軸のフックが装着されていて、最初は私も既存のフックを使ってみたのですが、40UPを1本釣っただけでグニャグニャに。笑
お薦めはリューギのピアストレブル7番。耐久性も良く、魚がバレにくいフックなので最近はこればかりです。価格もそこまで高くないですしね。
最後に
DEEP-X100LBOは発売以来ずっと活躍し続けてくれているクランクベイトです。
もちろん、魚の居るエリアやレンジを合わせなければ釣れませんが、そこさえ合わせればキッチリと結果を出してくれます。
i字やミドストなどフィネス全盛の琵琶湖ですがまだまだ巻物でも十分釣れますので、皆様もタックルボックスに1つ忍ばせておいてはいかがでしょうか。
ではでは👋
コメント