琵琶湖の新定番、ジジル70をインプレ

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こんにちは、なっかむです。

今回は2019年の南湖で大爆発し、i字系ブームの火付け役ともなったバンタムジジル70についてインプレを書きたいと思います。

ジジル70について

ジジルは名作セイラミノーを監修した、山木プロがプロデュースしたi字系ルアーです。

ジョイントがヘッド寄りに設けたれた特徴的なルアーで、普通に引けばi字系らしく真っ直ぐ泳ぎ、リーリングを止めれば水面に浮上して首をピョコっと傾ける自発的なアクションが出せます。

この自発的なアクションが、チェイスしてきたバスに対しての最後の一押しとして非常に有効で、実際何度も助けられています。

使用タックルについて

i字系はリアクションではなく、魚の食性に訴えかけてバイトに持ち込むルアーです。

魚がルアーの存在に気づいたのちに後方へ追尾、徐々に距離を詰めていき最終的にバイトする釣れ方が最も多いため、釣り人からのディスタンスはあればある程有利になります。

なのでロッドは飛距離が稼げてラインメンディングがしやすい7ft前後を使用するのがおすすめ。アクションはUL〜Lが扱いやすいと思います。

またラインは浮力のあるPEラインにフロロカーボンのリーダーを組みわせたセッティングを自分は使用しています。もちろんフロロ単体でも使えなくはありませんが、スローで引いた際にラインの比重でルアーが潜りすぎるため自分はほとんど使用しません。

i字系のキモは、いかに表層の一定レンジをスローに引いてこれるかなので、それを容易にできるPEセッティングはお奨めです。

ベストシーズンやポイントについて

私のホームである琵琶湖だと、アフターが釣れ出す5月末〜10月末頃までがベストシーズン。

元々は北湖でしか使用していませんでしたが、記憶に新しい2019年のディープホールのボイル祭りがあってからは南湖も含め琵琶湖全域で使用するようになりました。

あの時のディープホールと木浜浚渫は本当に凄まじく、南湖へ入った大量のワカサギの群れが浚渫内を回遊し、海のナブラを連想するようなスーパーボイルが良い日だと終日続いていました。※楽しすぎて有給取ってまで通ったほどです。笑

ただあれだけ頻繁にボイルしているにも関わらず、通常のペンシルやポッパーを投げても基本魚はガン無視。ジジルやスーパクなどi字系アクションにのみバスが反応するという不思議な年でした。

アクションについて

基本的には投げてゆっくり巻くだけですが、それ意外の使い方でもよく釣れるのがジジルの良いところ。

またまた2019年の話になりますが、当時のディープホールでよく効いたのはジジルのデットスティッキング。それも10秒・20秒とかではなく、長い時で5分以上水面に放置する使い方です。

通常のi字系プラグだと水面に浮くただのプラスチックゴミですが、ジジルはヘッド部に設けられたジョイントがちょっとした風や波でも自発的に動き魚を誘い続けます。

さすがに1ヶ月以上、毎日i字系やノーシンカーを投げづつけられたので、最後はボイルに直接ルアーをぶち込まないと反応しないほどスレていましたが、この永遠放置プレイだけは最後までバスの反応を得られました。

最後に

琵琶湖の新しい定番ルアーとして完全に市民権を得たジジル。

その後も各メーカーから様々なi字系ルアーが発売され、私も一通り使ってみましたが、今のところジジルが最も魚の反応を得られています。

さすがブームの火付け役と言ったところですね。

ではでは👋

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