22バンタムのノーマルギアをインプレ

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こんにちは、なっかむです。

昨年から気になっていた2022年モデルのバンタム。

個人的には18バンタムと同じくPG(ローギア)モデルが欲しかったのですが、残念ながら22バンタムにはラインナップされておらず、もしかしたら来年出すのかも?と思い待っていたのですが、全くその気配がなかったので年始のセールでノーマルギアを購入しました。

正直今さら感はありますが、18モデルと比較しつつ22バンタムのインプレを書いてみたいと思います。

目次

スペックと外観

スクロールできます
モデルギア比糸巻き量(ナイロン)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)自重価格
RIGHT6.212lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8068215g40,950円
LEFT6.212lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8068215g40,950円
HG RIGHT7.112lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8078220g40,950円
HG LEFT7.112lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8078220g40,950円
XG RIGHT8.112lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8089225g40,950円
XG LEFT8.112lb-130,14lb-110,16lb-100,20lb-8089225g40,950円

リールの自重は旧モデルを継承。

この重さのおかげで抵抗のあるルアーも手元がブレることなく安定して巻けるのがバンタムの魅力です。

左が18バンタムで右が22バンタムです。

試しに新旧バンタムを並べてみました。

外見上ではボディカラーがシルバーからガンメタに変更され、逆にハンドルは黒からシルバーになっています。この辺は人によって好き嫌いが分かれるところですが、個人的には18バンタムの方がアルミの削り出し感があって実は好みです。

ただ、どのロッドにも無難に合うのは22バンタムのような気がします。

抵抗のあるルアーも気持ちよく巻ける

22バンタムで最も気になっていたのがインフィニティドライブ。

詳しいことは良く分かりませんが、従来よりもギアの抵抗を大幅に軽減して巻き心地を向上させる新構造だそうです。

巻き感に関しては18バンタムで十分満足していたので、これがさらに良くなるのかとかなり期待をしていました。

※ハンドルはイナーシャハンドルに交換しています。

そしてホームの琵琶湖で実釣。

期待に胸を膨らませつつ、最初は5/8ozのスピナーベイトを巻いてみましたが、正直あれっ❓という感じでそこまでの差は感じませんでした。むしろギアに当たりのついた18バンタムの方が巻き感は軽いくらいです。

ですが、写真のステルスセブンを巻いてみると評価は一転。

これまで使用していた18バンタムとは異なる、明らかな巻き感の軽さを実感しました。

ステルスセブンはプラグのような引き抵抗こそないものの、その総重量は2ozクラス。リトリーブの際にはどうしてもギアに負担がかかるため巻き重りを感じてしまいますが、この22バンタムは旧モデルよりも明らかに巻き重り感が少なく、シマノらしいシルキーな巻き心地がキープされていました。

このインフィニティドライブの恩恵を最も感じるのは、マグナムクランクやアラバマリグなどギアに負担の掛かるルアーを使用した時かと思います。

戻ってきたシマノらしいキャストの伸び

18バンタムを使用していて唯一残念だった点がキャストフィール。

シマノリールの良さであるキャスト後半の伸びがいまいち感じられず、まるで強めに設定したマグネットブレーキを投げているような感覚でした。

結局、手持ちの18バンタムは5台中3台を夢屋の浅溝スプールに交換。

これでキャストフィールはかなり改善されましたが、リールとプラスαで1万円強のスプールを追加購入するのはなかなかキツかったです。

22バンタムはナロー形状のMGLスプールⅢが採用されたことで、18バンタム唯一の欠点と言って良いキャストフィールの悪さが解消。

ナロースプールは太糸とあまり相性が良くないと言われていますが、20lb程度であればを気持ちよーく伸びるシマノらしいキャストを体感できました。

また、同じくMGLスプールⅢが搭載された20メタニウムはブレーキ調整がややシビアで、特に16lb以上の太糸を巻くとキャスト時にラインが浮きやすかったのですが、22バンタムに関してはそこまで気を使わなくてもトラブルは少なかったです。

SVSの設定はオン4オフ2で固定

22バンタムはSVSブレーキシューが前作の4個から6個に増加され、より細かいブレーキ調整が可能になっています。

私はフロロカーボンの20lbを巻いているのですが、色々試してみた結果、SVSはオン4オフ2が今のところ一番しっくりきました。※あくまで個人の感想です。

もちろん使用するルアーのウェイトや風向きなど、その時々で細かく調整するのもアリなのですが、相変わらずサイドカップを外す作業が面倒かつ落下の可能性がある脱着式のため、釣り場でのブレーキ調整は外ダイヤルのみでするようにしています。

最後に

22バンタムは前作の欠点を取り除いたパーフェクトバンタムと言っても良い完成度。特に巻物メインのタックルにはベストなリールだと思います。

あえて欠点を挙げるとすれば、冒頭にも触れたローギアモデルがラインナップされていない点。😤

特にアラバマリグやスイムジグなど中層を一定に巻いてくるような釣りではローギアを推奨するプロも多く、市場の需要もそこそこあるはず。。。

18バンタムのPGモデルは名機だと思っているので、22バンタムのラインナップにも是非ローギアモデルを加えて欲しいですね。

ではでは👋

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