今更ながらビックベイトの釣りにどハマりしてしまい、押し寄せる物欲に負けて23カルカッタコンクエストMDの300XGLHを購入。
僅かに残っていた夏の賞与もこの1台で綺麗さっぱり無くなりしましたが、他のリールにはない剛性感や極太ラインをしっかり巻けるラインキャパ、さらに100mmのロングハンドルに丸型ノブなど、ビックベイトの釣りをする上で非常に満足できる1台でした。
今回はそんなカルカッタコンクエストMD 300XGLHのインプレを書いてみたいと思います。
スペックと外観
モデル:カルカッタコンクエストMD300XGLH
ギア比:7.5
自重 :360g
糸巻量(ナイロン):20lb160m,25lb135m
糸巻量(PE):4号180m,5号140m,6号120m
最大巻上長:101cm/ハンドル1回転
ハンドル長:51mm
価格:¥64,800-
性能は言わずもがな、その美しい見た目から所有感も満たしてくれるリールです。
部屋にポンっと置いてるだけで絵になります。
今回はLH(ロングハンドル)モデルを購入。LHモデルには大型の丸型ノブが採用されています。
シマノ伝統のSVSブレーキシューは8個搭載。デフォルトではオン4のオフ4だったので実釣でもそのまま使用しましたが、特にブレーキが弱いとは感じませんでした。
さらにハンドル側には外部ダイヤル式のマグネットブレーキを搭載。ルアーチェンジや急な状況変化でもSVSはそのままでブレーキ調整ができる優れものです。
使用したインプレ
巻上長100cmオーバーは半端じゃない
今回のカルコンMDシリーズでは全てがXGモデルで、ハンドル1回転当たりの最大巻上長は101cmで統一となっています。
さらに幅広の大口径スプールを搭載し、フルキャストをしてもスプールが痩せにくいので高い巻上長が維持されるのも嬉しいところ。ルアーを回収する際にも爆速で帰ってきますし、風下にボートを流しながら釣りをする際にもリーリングジャークが容易に行えます。
さらにインフェニティドライブ搭載でXGでありながら巻きも軽いので、ビックベイトをする上ではメリットしか感じない100cmオーバーです。
リーリングでの首振りアクションがキレッキレ
カルコンタックルでメインで使っているのがスライドスイマー250なんですが、リーリングジャークをした際の初速と言うか動き出しの速さが以前に使っていたリールよりも明らかに良くなりました。
これは51mmのロングハンドルにXGギア、さらに力を入れやすい丸型ノブの恩恵だと思いますが、チェイスしてきた魚に対してリアクションを仕掛けやすいリールです。
カルコン300とは思えないパーミング感
バンタムやメタニウムのようなロープロリールに慣れた自分でも、終日投げて左手が痛くなるという事はありませんでした。
とは言え300番手なのでデカいんですが、しっかり包み込むようなパーミングが出来てちょうど良い大きさのリールって感じです。
剛性感のあるシルキーな巻き心地
カルカッタと言えば剛性感からくるシルキーな巻き心地が特徴ですが、最初に店頭で空回しをした際には「なんかハンドル重くない?大丈夫??」が実はファーストインプレッションでお店の人に頼んで在庫をすべて空回しさせてもらいました。※3台ほど触らせてもらいましたが特に個体差は感じませんでした。
なので実際にラインを巻いてフィールドで使用するまで若干不安だったのですが・・・それは無用の心配。抵抗のあるビックベイトやジャンアントベイトを巻いても、安定感のあるシルキーで滑らかな巻き心地で、空回しと実際の使用感って全く違うなと感じました。
丸型ノブがとにかく握りやすい
エンドキャップの形状がやや異なりますが、ロングハンドルモデルには夢屋から発売されているウルトラストロングハンドルと同じ丸型ノブが採用されています。
このノブがとにかく握りやすく、3フィンガーでしっかりグリップできるので、軽い力で安定してハンドルを巻くことができます。個人的にはこのノブが採用されたLH(ロングハンドル)モデルがおすすめです。
バラムの高速巻きが爆速になる
早巻き対応ビックベイトの代表格であるバラム300。試しにカルコンMDで高速巻きしてみると笑ってしまうほど爆速になりました。笑
誰よりも早くバラムを巻きたいぜと言う方にもおすすめのリールです。
レベルワインダーの駆動音はご愛嬌
初めてこのリールをキャストすると、リールから発せられるシャ〜ンという音に驚きと不安を感じるかと思います。自分も最初は何の音だろう?と焦りましたが、これはレベルワインダーから発せられる音で不良でも何でもありません。
と言うのもカルカッタ300MDはスプールの回転に連動してレベルワインダーが動く仕様なので、キャスト時に大きめの駆動音が発生します。
最初の5分くらいはうるさいなと感じるかも知れませんが、10分もすれば慣れてしまい、30分もすればDC音と同じく心地よいメロディに感じるはず。笑
このリールの使用用途的には仕方ない機構なので、愛嬌と捉えるのが一番だと思います。
最後に
フロロ20lbに3oz前後のビックベイトにはアンタレスDCMDが最高だと思いますが、使うラインは30lb以上、投げるルアーも6ozや10oz、はたまたそれ以上・・・と言う方にとってカルカッタコンクエストMDはこれ以上ない最高峰のリールではないでしょうか。
ちょっと値段は張りますが、マグナムベイトやジャイアントベイトと呼ばれるジャンルの釣りがさらに楽しくなる1台だと思います。
ではでは👋
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