こんにちは、なっかむです。
突然ですが、シマノのアルデバランMGLというリールをご存知でしょうか。
メタニウムとアルデバランBFSの中間を埋めるリールとして、2018年の発売当初から気に入って使っているのですが、これまでボート・おかっぱりを通して使っている人に出会ったことがありません。
なのであまり需要があるとは思えませんが、中古を検討されている方も居るかもしれないので軽くインプレをしたいと思います。
スペックと外観
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | スプール 径/幅 | 糸巻量ナイロン(lb-m) |
---|---|---|---|---|---|
30(RIGHT) | 6.5 | 4.5kg | 135g | 32mm/22mm | 8-100,10-90,12-65 |
31(LEFT) | 6.5 | 4.5kg | 135g | 32mm/22mm | 8-100,10-90,12-65 |
30HG | 7.4 | 4.5kg | 135g | 32mm/22mm | 8-100,10-90,12-65 |
31HG | 7.4 | 4.5kg | 135g | 32mm/22mm | 8-100,10-90,12-65 |
現行リールでは最軽量の135g
このリールの最も優れた点の1つです。
最新の20メタニウムですら175gなので、そこからさらに40gも軽い135gはまさに異次元。購入当初はとても感動したのを覚えています。
特にベイトフィネス寄りのロッドは軽いものが多いので、合わせるリールによってロッドのテイストがかなり変わってきます。やはり軽いロッドには軽いリールがベストです。
これだけ軽いので本当はMHクラスのロッドに14lbとかを巻いて使っても良いのですが、いまいち剛性感に欠けるため自分はベイトフィネス寄りのリールとして落ち着きました。
使用したインプレ
ガチガチのベイトフィネスリールで使うような1/8ozクラスのルアーも投げれなくはないですが、ストレスなく扱うなら1/4〜3/8oz辺りが最も使いやすいウェイト。
32mm径の軽量スプールは立ち上がりが非常に良く、それがシマノの遠心ブレーキとも相まって、軽い力でキャストしたルアーがシューッと伸びていくキャストフィールはとても心地よいです。
自分はハートランドの722MRBにフロロ10lbのセッティングで使っていますが、リールが軽いので7フィート台のロッドでもシングルハンドで楽に扱える点も気に入っています。
ただ巻き感に関しては今ひとつ・・・と言うかあまり良くありません。
なのでハードベイトで使用するなら巻き抵抗の少ないミノーやトップウォーターで使うロッドに合わせるのがベストだと思います。
最後に
このリールが発売されたのが2018年なので、実は18バンタムと同期のリールです。
バンタムは今でも釣具屋のショーケースの最前列に並んでいますが、一体この差は何なのでしょうか。笑
とはいえ人気がない=悪いリールという訳ではなく、単に市場のニーズとマッチしなかったというだけで完成度は非常に高く、変えの効かないリールの1つです。
それでは軽くまとめます。
・ベイトフィネス寄りのロッドとは相性抜群
・使って快適なウェイトは1/4〜3/8oz
・ワーミング向きで、巻き抵抗のあるハードベイトには不向き
・糸巻き量を調整すればベイトフィネスリールとしても使用可
ではでは👋
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